企業紹介

ねこねこ堂様は、仙台駅前LOFT地下1階に店舗を構える中古買取販売店です。
駅前という立地を活かしつつ、地域のお客様に寄り添った接客を強みとし、単店舗ながら安定した来店を獲得しています。
以前からLINE公式アカウントは運用していましたが、「登録後の活用」や「来店・仕入れへの活かし方」に課題を感じていました。
導入の背景と課題
ねこねこ堂様では、来店理由やお客様のニーズを感覚ベースで判断する場面が多く、以下のような課題がありました。
- LINE公式アカウントはあるが、来店や仕入れ改善に活かしきれていなかった
- お客様が「なぜ来店したのか」を正確に把握できていなかった
- 仕入れがスタッフの経験や勘に依存していた
- 紹介が発生していても、仕組みとして管理できていなかった
そこで同店では、
「来店のきっかけを可視化する」
「お客様の声を仕入れに反映する」
「紹介を仕組みに変える」
という3つの目的で、LIBOTの活用を開始しました。
活用機能と施策のポイント
流入経路の計測とアフターケアの自動化


店頭POPを活用し、LINE登録時に「どこから来店したか」を選択できる導線を設計。
登録後は自動アクションを設定し、来店後のフォローやアフターケアをLINE上で実施しています。
また、スタッフごとに流入経路を設定することで、「どのスタッフの接客がきっかけで来店したのか」も把握可能に。
接客の振り返りや改善にも活かされています。
アンケート活用で“仕入れの質”を改善


LINE上でアンケートを実施し、
- どんな商品を求めているのか
- どのジャンルへのニーズが高いのか
といったリアルなお客様の声を収集。
これにより、これまで感覚で行っていた中古品の仕入れを見直し、ニーズのある商品に絞った仕入れへと方針転換しました。
紹介機能で自然な来店導線を構築
紹介機能を活用し、紹介者・被紹介者双方にスターバックスチケットを特典として付与。
その結果、導入後すぐに約30件の紹介が発生し、紹介をきっかけとした来店が目に見える形で増加しました。
リッチメニューから簡単オンライン査定を実現


リッチメニューからワンタップで査定依頼ができる導線を設計。
カメラやフォルダが自動で立ち上がるため、お客様は写真を送るだけで簡単に査定相談が可能になりました。
「とりあえず聞いてみる」ハードルを下げ、LINE上での接点づくりを強化しています。
LIBOT導入による変化

LIBOT導入後、
- LINE友だちは体感で約60名ほど増加
- 「LINEでできることが多い」点が来店理由として評価されるように
- お客様の声を仕入れに直接反映できるようになった
といった変化を実感されています。
特に、「仕入れが勘ではなく、お客様の声ベースになった」点は大きな変化だったといいます。
今後の展望

今後は、アンケートや流入データをさらに活用し、
- ニーズに沿った仕入れの精度向上
- スタッフごとの接客強化
- LINEを起点としたリピーターづくり
を進めていく予定です。
ねこねこ堂様は、「集客ツールとしてのLINE」から「経営と現場を支えるLINE活用」 へと進化し続けています。

