【ACONE 様】飲食とアパレル、異なる顧客を“ひとつのLINE”でつなぐ

目次

企業紹介

ACONE様は、大阪を拠点に飲食事業とファッション事業を展開する事業者様です。
飲食分野では「龍のかくれんぼ」「BAR 宇宙ノトコロ」といった個性ある店舗を運営し、
一方でファッション分野ではECサイトを中心にアパレル事業も展開されています。

業態は異なりながらも、「世界観を大切にしたブランドづくり」と「お客様との継続的な関係性」を重視し、
リアルとオンラインを横断した顧客接点の構築を模索されていました。

導入の背景と課題

これまでACONE様では、LINE公式アカウントをすでに開設していたものの、運用や設計については手探りの状態が続いていました。

具体的には、次のような課題を抱えていました。

  • 紙で発行していた飲食店のクーポンを電子化し、管理や配布の手間を減らしたかった
  • 飲食店とアパレルECという異なる顧客層を、同一のプラットフォームで管理したかった
  • LINEの友だち登録数が伸び悩み、紹介キャンペーンを活用した集客に取り組みたかった
  • LINE公式アカウントの構築経験が少なく、どのような設計が最適なのか判断が難しかった

そこで同店では、
「紹介機能を軸にしたLINE運用」
「アナログのクーポンから電子クーポンへの変更」
「業態をまたいだ顧客基盤づくり」

という3つの目的で、LIBOTの活用を開始しました。

活用機能と施策のポイント

紹介機能を軸にしたLINE運用

店舗へのQRコードの設置
紹介画像・紹介特典画像

ACONE様が特に力を入れたのが、LIBOTの紹介機能を活用した紹介施策です。
既存のお客様が「良かったから誰かに紹介したい」と思ったタイミングで、
そのままLINE上から紹介できる導線を用意しました。

無理にキャンペーン感を強く出すのではなく、
体験の延長線上に紹介がある設計としたことで、自然な紹介が生まれるようになっています。

クーポン電子化によるオペレーション改善

これまで紙で配布していたクーポンを、LINE公式アカウント上のクーポンへ移行しました。
その結果、

  • クーポンを印刷・保管する手間
  • 配布し忘れ
  • 利用状況の把握ができない

といった課題が解消されました。

スタッフ側はクーポン配布の作業がなくなり、
お客様対応や接客により集中できる環境が整っています。

業態をまたいだ顧客基盤づくり

ACONE様は飲食とアパレルという異なる業種を取り扱っている会社様でしたが、
そのような場合であっても、LINEを共通の接点とすることで、顧客情報を一元的に管理できる状態を構築しました。

現時点では飲食店を中心とした運用ですが、
今後のEC連携を見据えた顧客基盤づくりの土台を整えることができました。

LIBOT導入による変化

リッチメニュー 1枚目
リッチメニュー 2枚目

こうした取り組みの結果、数字としても明確な変化が現れています。

  • 約10ヶ月で友だち数が322人まで増加(約20倍)
  • 紹介キャンペーンによる紹介発生数は累計164回
  • 紙クーポン配布が不要になり、スタッフの業務負担が軽減
  • 顧客データがLINE上に蓄積され、次の施策を考えやすくなった

広告に依存せず、お客様との関係性から広がる集客導線が構築されつつあります!

今後の展望

現在は飲食店を中心にLINE運用を行っていますが、
今後はファッション系ECサイトとの連携をより強化していく予定です。

  • 飲食とアパレルを横断した配信設計
  • ブランドの世界観を活かした情報発信
  • 大阪以外のユーザーへのアプローチ拡大

LINEを単なる販促ツールではなく、
ブランドとお客様をつなぐ共通基盤として育てていく。

ACONE様は、そんなLINE活用をLIBOTとともに進めています。

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