■ 団体紹介
バンブルビー白石様は、宮城県白石市を拠点に活動する地域密着型のジュニアサッカークラブ。
スポーツを通じた青少年の健全育成を目的に、地域の子どもたちと保護者を巻き込みながら、多彩なイベントや練習試合、地域交流活動を行っています。
■ LIBOT導入の背景と課題
LINE導入前、バンブルビー白石様が抱えていたのは、“情報を届ける手段がない”という根本的な課題でした。
- LINE公式アカウントを持っておらず、イベントや練習試合の告知は口頭やSNS頼り
- そもそも集客導線が確立されておらず、イベント参加者の管理が困難
- 運用者は実質1名、専任スタッフがいない中でツール導入はハードルが高い
- 「LINEなどのシステムは高額」という先入観から、導入を諦めかけていた
しかし、LIBOTの導入支援を通じて、低予算でも“使える”デジタル基盤が整えられることを実感。必要最低限の機能からスタートし、無理のない形でLINE運用を開始することができました。
■ 主な活用方法と機能導入のポイント
◉ イベント参加者の名簿をアンケートで取得
イベント開催時にフォーム型アンケートを配信し、参加者の名前や人数、参加目的などを取得。
そのまま名簿化できるため、紙の記録やLINE個別管理の手間がゼロに。
◉ サッカーチームメンバーへの一斉告知もLINEで効率化
これまで口頭や保護者連絡網で行っていた練習日程や試合情報を、タグ付けされたチームメンバー向けに一斉配信。
“必要な人だけに届く”告知運用が可能になり、運営側・保護者側の手間も軽減されました。
◉ 紹介特典でイベント参加費を無料に
「友達を誘うと参加費が無料に」という紹介特典を設計。参加者アンケートと組み合わせて、紹介者・被紹介者を紐づける仕組みを作成。
運用者が1人でも回せる仕組みとして、再現性のある仕掛けになりました。
◉ 流入経路分析で「何を見て来たか」が分かるように
アンケート回答を通じて「SNSを見た」「友達に誘われた」などの流入経路を取得し、自動でタグ分け。
この情報をもとに、次回以降の告知の最適化や、チラシや広告の精度向上に活かしています。
■ 導入後の変化と今後の展望
LIBOT導入により、たった1人の運用でも「イベントの広報」「参加者管理」「関係性の継続」が可能になりました。
紙や口頭中心のやり取りから脱却し、情報の届け方・集め方・活かし方が劇的に改善。
現在では、「イベント参加者」から「チーム練習希望者」へとつなげるナーチャリングも進行中。
今後は、寄付・協賛の周知や、地域住民との接点づくりにもLINEを活用し、“地域に根ざすチームの広報基盤”として進化させていく計画です。