【株式会社REVIA 様】― “反応しないLINE”から“会話が生まれるLINE”へ。親しみやすさと分析で変わる不動産営業 ―

目次

■ 企業紹介

株式会社REVIA様は、不動産の売買・賃貸・管理を軸に、地域密着型の住まい探しをサポートする不動産会社です。
幅広い物件情報ときめ細かな顧客対応に定評があり、特に若年層や初めて住まい探しをする方にも寄り添った丁寧な対応を大切にされています。


■ LIBOT導入の背景と課題

以前よりLINE公式アカウントは運用していたREVIA様ですが、以下のような課題を感じていました:

  • 配信はしているが、問い合わせにはなかなかつながらない
  • 自動応答の仕組みがなく、反応も一方的で属人的
  • ユーザーの関心を把握できず、営業アプローチの足がかりが少ない

こうした中で、「もっと親しみやすく、反応が得られるLINE運用をしたい」という思いから、キャラクターの設定やアクティブユーザー分析が得意なLIBOTの導入に踏み切りました。


■ 活用機能と施策のポイント

◉ LINE上でキャラクターを設定し親しみやすく

「REVIAくん(仮称)」など、オリジナルキャラクターの口調で配信文を作成。
堅苦しい営業メッセージではなく、ユーザーと会話するような柔らかな口調に変更したことで、既読率・タップ率が上昇しました。

◉ アンケートで顧客の関心ジャンルを可視化

初回登録時やキャンペーン時に簡易アンケートを実施し、「賃貸希望/売買希望」「住みたいエリア」などを収集。
回答内容はタグで分類され、その後の配信やリッチメニュー表示に反映されています。

◉ リッチメニュー切り替え+アクティブ層への個別アプローチ

タップ履歴をもとにアクティブユーザーを抽出し、より具体的な物件提案や来店誘導を実施。
反応率が高いユーザーに絞ってアプローチできるため、“押してダメなら待つ”から“動いた人に届ける”営業スタイルへと変化しました。

◉ 流入経路分析で反響源を可視化

アンケートや登録導線ごとにタグを設定し、「Instagram経由/SUUMO経由/店頭QRコード」など流入元を把握。
広告施策や店舗導線の改善に役立てられています。


■ 導入後の変化と今後の展望

以前は配信後も反応が読めず、「とりあえず送る」状態だったLINE運用が、LIBOT導入後はデータをもとに“誰に・何を・いつ届けるか”が整理された設計に進化。
結果として、お問い合わせの質が向上し、担当者の提案も的確になっています。

今後は、「売買希望」タグを起点にした段階的なステップ配信や、成約者向けのクロスセル施策(例:火災保険、引越し業者紹介など)にも取り組む予定です。
“接点をつくるだけのLINE”から、“収益につながるLINE”への移行が、着実に進行しています。

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