【白石青年会議所 様】― 市民とつながる「行政イベントのDX」へ。LINE × LIBOTで可視化と効率化を実現 ―

目次

■ 団体紹介

白石青年会議所(白石JC)様は、宮城県白石市を中心に地域活性化を目的とした様々なイベントやまちづくり活動を展開している公益団体です。

地元の若手リーダーたちが中心となり、地域の魅力を高めるべく、市民向けイベントの企画・運営に尽力されています。


■ LIBOT導入の背景と課題

従来、白石青年会議所様ではイベントの周知や集客を、主にポスターや人づての案内、またSNS(Instagramなど)を用いて行っていました。
しかし、以下のような課題を感じていました。

  • 市民の満足度はイベント後の口コミでしか分からず、定量的な声を取得できていなかった
  • LINE公式アカウントも未開設で、継続的な市民との接点が存在しなかった
  • イベント情報の発信・管理において、人手や時間の制約が大きかった
  • JC活動自体のアピールが弱く、市民やOB層への広報の機会が乏しい

こうした現状を打破すべく、イベント単位でデータを蓄積し、市民との関係性を可視化できるLINE運用を実現するため、LIBOTの導入を決定されました。


■ 活用機能と実際の取り組み

◉ イベント参加者ごとの流入経路分析とタグ付け

各イベントで参加者の流入元(SNS広告、チラシ、知人紹介など)をアンケート形式で取得し、自動でタグを付与。
これにより「どの広報手段が有効か」が明確になり、次回イベント時の施策立案に役立てています。

◉ 満足度調査のデジタル化

今まで取得できていなかった市民のリアルな声を、イベント終了後にLINE上で自動アンケート配信。
回答率が高く、イベントごとの評価や改善点を可視化・蓄積する仕組みが構築されました。

◉ 夏祭りイベントでの来場者リスト取得

白石市の夏祭りイベントでは、事前エントリーや当日受付時にフォーム型アンケートを活用し、参加者リストを収集。
これにより、後日のリマインド配信やアンケート配布もスムーズに行えるようになりました。

◉ 自動アクション機能で配信を効率化

配信はすべてLIBOTの自動化により対応。
登録直後やイベント参加後など、タイミングに応じたメッセージを人手をかけずに配信でき、少ないリソースで運用が実現しています。


■ 導入後の成果と今後の展望

LIBOT導入によって、「単発のイベント実施」から「継続的な市民接点の構築」へと青年会議所の活動が進化。
LINEという誰もが使うプラットフォームを通じて、イベントごとに市民の声が集まり、活動の改善や広報の強化につながっています。

また、これまでは見えなかった「OBや支援者層」の参加動機や関心分野もタグで整理され、今後の広報・連携施策にも活用予定です。

今後は市民への定期発信や、市と連携した公共施策の情報提供などにもLIBOTを活用し、地域全体のデジタル共創基盤としての展開を視野に入れています。

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