LINE公式アカウントのリッチメニュー設定・改善方法【使いやすさUP】

LINE公式アカウントのリッチメニューは、ユーザーが直感的に操作できる重要な要素の1つです。適切に設計されたリッチメニューは、情報や機能へのアクセスをスムーズにし、ユーザー体験を向上させます。
しかし、ただリッチメニューを配置するだけでは、十分な効果を発揮できません。最適な設計を施すことで、ブランドの印象を強化し、ユーザーにとって使いやすい導線を提供できます。
本記事では、リッチメニューの最適化方法や、UIデザインのポイントについて詳しく解説します!
リッチメニューとは

リッチメニューとは、何かあまり詳しいイメージが浮かんでこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
赤枠で囲んだトーク画面の下部に表示されるカスタマイズ可能なメニューです。ユーザーが情報やサービスにアクセスできるように設計されており、ボタンをタップするだけでWebサイトへの遷移、クーポンの取得、問い合わせフォームの表示などが可能になります。
ユーザーが知りたい情報をリッチメニュー内に設置することによって、簡単に知ることができることが非常に魅力的ですよね。
リッチメニューで設定できること
リッチメニューは、さまざまな情報を配置できる便利なツールです。これを活用することで、ユーザーが必要な情報に簡単にアクセスしやすくなり、企業側も効果的に情報を発信できます。
具体的に設定できることについて表にまとめてみました!
Webサイトへの誘導 : 商品ページやキャンペーンサイトへワンタップで移動
クーポンや特典の提供 : 割引クーポンを簡単に入手可能
問い合わせフォームの表示 : ワンタップで問い合わせや申し込みが可能
予約システムとの連携 : 飲食店やサロンなどでスムーズな予約受付
ECサイトとの連携 : 商品購入までの導線を最適化
動画やコンテンツの案内 : ブランド紹介動画やチュートリアルを手軽に提供
リッチメニューの活用により、ユーザーの利便性を向上させるだけでなく、企業やブランドが重要な情報を効果的に訴求することができます。デザインや構成を工夫することで、ユーザーの興味を引き、コンバージョン率の向上にも寄与します。
リッチメニューのデザインを最適化する方法とは

リッチメニューは多機能で便利な一方で、ボタンのサイズや配置、どの情報を設定すべきか迷うことも多いでしょう。適切な設計を行うことで、ユーザーにとってわかりやすく、使いやすいメニューを作ることができます。
本章では、リッチメニューを効果的に活用するために押さえておきたい3つのポイントについて解説していきます。
ボタンの配置
スマートフォンの操作は片手で行うことが多いため、親指が届きやすい位置に重要なアクションボタンを配置すると使いやすくなります。特に、頻繁に利用する機能は画面の下部中央や右側に配置することで、ストレスなくアクセスできるようになります。
情報の有無について
リッチメニュー内に配置する情報の優先順位を明確にすることで、ユーザーが迷わず目的の情報にアクセスできるようになります。例えば、よく利用される機能や最新のキャンペーン情報を目立つ位置に配置し、不要な要素は極力省くことで、すっきりとしたデザインに仕上げることができます。
デザインの一貫性を持たせる
リッチメニューのデザインは、視認性を高め、ブランドの印象を強化する重要な要素です。ブランドカラーやフォントを統一することで、統一感のあるデザインを作成し、ユーザーに安心感を与えられます。さらに、ボタンのサイズや配置も一定のルールを持たせることで、直感的に操作しやすいUIを実現できます。
リッチメニューは作って終わりではなく、継続的に改善していくことが成功の鍵です。顧客のニーズを調査し、それに基づいたデザインの刷新や情報の更新を行うことで、より効果的な運用が可能になります。
また、A/Bテストを活用することで、どのデザインや構成がより高いエンゲージメントを生むのかを検証できます。異なるレイアウトやボタン配置を試し、ユーザーの反応をデータで分析することで、より最適なリッチメニューへと改善できます。定期的な更新とデータに基づいた改良を行い、ユーザーにとって価値のあるメニューを提供し続けましょう。
事例紹介
リッチメニューは業種や発信したい内容などによって、構成が大きく異なります。
具体的な事例からリッチメニューのデザインや業種ごとの構成について学んでいきましょう!
ヘアサロン

ヘアサロンでは、従来の予約方法として電話やウェブサイトが一般的ですが、リッチメニューに予約ボタンを設置することで、ユーザーは簡単に予約ページへ移動できるようになります。これにより、検索する手間がなくなり、ストレスのなく予約できるようになります。
LIBOT独自の友達紹介機能を活用することで、LINEを通じた新規顧客獲得につながります。この機能を活用すれば、既存顧客が友達を紹介しやすくなり、自然な形で新規顧客の獲得できます。
ヘアサロンのリッチメニューでは、ユーザーが知りたい店舗情報や予約機能を1つのページに集約することで、ユーザービリティが非常に高いリッチメニューにできます!
飲食店

飲食店でも、予約の手間を減らすためにリッチメニューを活用するケースが増えています。ヘアサロン同様に、予約ボタンを設置することで、ユーザーは簡単に予約ページにアクセスできます。さらに、メニュー情報をリッチメニューに組み込むことで、ユーザーが料理を見て「食べに行きたい」と感じる導線を作ることができます。視覚的にも店のイメージにあったデザインにすることで、来店意欲を高める効果が期待できます。
また、飲食店ではポイントカードを提供するケースも多いですが、新しく専用のポイント管理サイトを作るのは手間がかかります。その点、LINEのポイントカード機能を活用すれば、店舗独自のポイント管理が可能になり、顧客管理の効率が向上します。リッチメニュー内にポイントカードのリンクを設置することで、ユーザーが簡単にポイントを確認・利用できるようになります。
ヘアサロンのリッチメニューでは、ユーザーが知りたいメニュー情報や予約機能を1つのページに集約させましょう。また、ポイントカードをLINEで作成することで、管理が容易になります。
リッチメニューの外注
LINE公式アカウントのリッチメニューを外注する場合は、以下のような手順があります。
- 外注先の選定
LINE公式アカウントのリッチメニューを作成できる業者やフリーランスが存在するため、外注先を選定します。外注先を選定する際は、実績やスキル、価格、納期などを比較し、信頼性の高い業者を選ぶようにしましょう。 - 要件の共有
外注先に対して、リッチメニューの作成に必要な要件やデザインのイメージ、納期、料金などを共有します。要件が明確になっていないと、作成物が期待に沿わない可能性があるため、しっかりと打ち合わせを行いましょう。 - 進捗の確認
作業が進んでいるかどうか、また、納期に間に合っているかどうかを逐一確認することが重要です。進捗状況を共有し、必要に応じて修正依頼を出しましょう。 - 納品とアフターフォロー
作成物が完成したら、納品される前に確認して修正が必要な箇所があれば指摘し、修正を依頼します。納品後も、トラブルがあった場合に備えてアフターフォローの体制を整えましょう。
以上のように、外注先の選定や要件の共有、進捗の確認、納品とアフターフォローなど、適切な手順を踏んで外注を行うことが大切です。
ただ、デザイナーやフリーランスに任せた場合、デザイン性としては優れていたとしても、LINE公式アカウントを長期的に運営することを考慮したリッチメニューでの設計ではないかもしれません。
LINE公式アカウントは、企業のアプリ内でのホームページの役割を果たします。LINE公式アカウント運営に不慣れでリッチメニューについて調べた方は、リッチメニューのみならず、集客、運用、システムまで総括的なサポートが可能なサービスの利用もご検討ください。
最後に

株式会社AIBOTでは、LINE公式アカウントを拡張したLIBOTを提供しております。
LIBOTは4つのプランがあり、お客様に合ったプランをご用意しております。
通常のLINE公式アカウントでは、不可能である「集客機能」「顧客情報の管理」「ポイント配布」といった、特徴ある機能を数多く準備しておりますので、ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせ下さい。