
LINE公式アカウントを運用している事業者さんの中で、こんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
「せっかくアカウントを作ったのに、活用方法がわからない…」
「何から手を付けたらいいのかわからない…」
もし当てはまるなら、この記事はあなたのものです!
この記事は、LINE公式アカウントの【リッチメニュー】の作成方法に焦点をあてた内容となっています。
この記事を読んだら、きっと今日から【リッチメニュー】を使いこなせるあなたになっているはず…!一緒にビジネスを成長させましょう!
どうしてリッチメニューが必要なの?
LINE公式アカウント中で、リッチメニューは最もユーザーの目に止まるものです。
「とりあえず作ってあるだけ」という状態は非常にもったいない!こちらでは重要性について2つの観点でお話します。
事業者にとってメリットとなることばかり!
- 集客や売り上げアップの促進:クーポン配布やセール情報、ECサイトへの導線などを分かりやすく提示することで、顧客の購買意欲を高め、具体的なアクション(購入、予約、来店など)へと繋げやすくなります。
- 顧客対応の効率化:よくある質問やQ&Aページへのリンクを設置することで、LINE内での完結が可能!個別対応のコストを削減し、また、顧客は自己解決できたことによって満足度も向上します。
- ブランディングを強化できる:店舗の世界観やブランドイメージを反映したオリジナリティあふれるデザインにすることで、ユーザーに視覚的にアピールでき、ブランド認知度を高める効果も期待できます。
活用しないと損している!?
せっかくクーポンやお知らせの配信設定をしても、そこから簡単に『予約方法』や『お店の詳細』をLINE内で完結できないとなると、煩わしさを感じる友達も… そんなことでは、せっかくできた友達を逃してしまいます!
ですが、リッチメニューをうまく活用すれば、LINE内で完結できるため、お互いにストレスを感じることも少なく、ブロック率も大幅に下がると言えるでしょう!
ここから先は、作成方法や準備するものなど、より詳しい内容に迫っていきます。
作成前に知っておきたいこと
そもそも、リッチメニューってなに…?
LINE公式アカウントの【リッチメニュー】とは、トーク画面の下部に表示させることができるメニュー画面のことです。
※PC版LINEユーザーからはリッチメニューの表示はされません。

オレンジ枠内のメニューをタップすると、予約画面や、マップに遷移するなどのアクションを起こすことができます!
また、リッチメニューはどのプランでも使用でき、且つ、メッセージ通数に影響しないので、ぜひこの記事を読んだ日から試してみてほしいです。
このように、様々なメリットが得られるのです!【リッチメニュー】を使わないなんてもったいないですよね!
基本の作成について学ぼう

ついに作成方法についての内容がやってきました…!
この内容を見ながら一緒に作成してみましょう。
作成するときに準備しておいたほうが良いもの
主に3つあります。
- デザインイメージを決めておこう:どんな情報をのせて、どこに配置するかなど全体的なレイアウトを考えておこう。無料ツール(Canvaなど)を使用すると簡単に作成できておすすめです!
- 設定予定のURLリンク:リッチメニューから簡単に特定のページに遷移できるように予めどのリンクを使うか備えておきましょう。
- LINE公式アカウントのログイン情報:当たり前ですが、こちらがなければ進められませんので、こちらはマストでお願いします!笑 ここからログイン→→https://www.lycbiz.com/jp/login/
簡単!作成ステップ
ステップ1:リッチメニューの作成画面にアクセス
LINE公式アカウントマネージャーにログインし、左側のメニューから「リッチメニュー」を選択します。次に「作成」ボタンをクリックして、新しいリッチメニューの作成してみましょう!

ステップ2:基本設定とデザイン画像のアップロード
タイトル入力(管理用): このリッチメニューを「何に使うものか」が後からわかるように、管理用のタイトル(例:「夏のキャンペーンメニュー」「通常メニュー」など)をつけます。このタイトルはユーザーには表示されないので安心してください!
表示期間の設定: リッチメニューを表示したい期間を設定します。例えば、キャンペーン期間中だけ表示したい場合はその期間を、常時表示したい場合は長期間設定することも可能です。(※ただし、必ず表示期間の最初と最後を設定する必要がありますので、2年後に設定したり、定期的に期間を延長する必要があります。)

メニューバーのテキスト設定: LINEのトーク画面の下に、リッチメニューを開くための小さなバーが表示されます。そこに表示されるテキスト(例:「メニューを開く」「こちらをタップ」など)を決めましょう。ユーザーにわかりやすい言葉を選ぶのがポイントです。

デザイン画像のアップロード: テンプレートから、サイズを確認して、そのサイズに合わせた画像をアップロードしましょう!
画像作成は【Canva】でつくることをお勧めします!添付写真のように、テンプレート検索で【リッチメニュー LINE】などと入力して検索するとこのように、無料で様々なテンプレー使うことができます(※王冠 マークがついているものは有料となります。)
テンプレートを活用しつつ、あなたの「お店の顔」となる魅力的でオリジナリティあふれるリッチメニュー画像を作成しましょう!

アップロード方法は簡単で、LINE公式アカウントのリッチメニュー作成画面にて、【テンプレート】から、自身が作成したリッチメニュー画像と同じサイズのものを選択→画像選択で【背景全体の画像アップロード】を選んで先ほど作成した画像を選択するだけでこのようなリッチメニューが作成されます。(↓こんな感じ)

ステップ3:アクション設定(リンクやクーポン)
アップロードした画像には、アクションを設定できます。これは、画像の一部をタップしたときにどのような動作をするかを決めるものです。
リッチメニューD枠の【ご予約】をタップすると、予約画面に遷移する設定にしたい場合を例にしてみましょう!
- 「タイプ」を選択: Webサイトへのリンク、クーポン、テキストメッセージ送信など、目的に応じたタイプを選びます。今回の場合は、予約画面に遷移してほしいので【リンク】を選択
- 詳細を設定: 「リンク」を選んだ場合は、誘導したいWebページのURLを入力します。
- アクションラベル: 例えば、予約画面に移動するなど、パッと見てどんな設定をしたかわかるようなものにしておくとよいでしょう。(※こちらの文字は顧客側からは見えませんのでご安心ください。)
このようにほかのエリアも設定していきましょう!
ステップ4:保存して公開!
設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックします。これでリッチメニューが作成され、設定した表示期間に合わせて自動的に公開されます。
念のために公開後、ご自身のLINEで公式アカウントのトーク画面を開き、リッチメニューが意図通りに表示され、
各アクションが正しく機能するかを確認してみると良いでしょう!
応用編
流入経路に合わせて表示内容を変えてみる
例えば、【来店客】のリッチメニューには「次回来店クーポン利用」ボタンを配置。
【インスタからの顧客】のリッチメニューには、今すぐ予約できるようなメニューを設置するなどして、一人ひとりの顧客に合わせてリッチメニューの作成を行うことも取り入れてみてはいかがでしょか。
応用編を試してみたい!
応用編を試してみたいと思われた方がいましたら、先に謝らせていただきます。
こちらは、無料では行うことができません…
ですが、、、【LIBOT】ならそれを実現することが可能です!!
気になってくださった方がいましたら、ぜひこちらの記事も併せてお読みください→http://【狙い撃ち】公式LINE“流入経路別”メッセージ&メニュー出し分け術! – LINE公式アカウント 攻略ガイド
成功例
LINE公式アカウントのリッチメニューを活用して成功した事例を2社を、紹介いたします。
1. 飲食店(カフェチェーン)の事例
課題: 店舗ごとにメニューやキャンペーンが異なり、お客様が最新情報を探しにくい。また、混雑時に電話での問い合わせが多く、スタッフの負担が大きい。
リッチメニュー導入による解決
- 「今日のメニュー・限定ドリンク」:日替わりや季節限定メニューに直接アクセスできるボタンを設置。
- 「モバイルオーダー」:来店前にスマホで注文・決済ができる機能をリッチメニューから直接誘導。待ち時間の短縮と客単価向上に貢献。
- 「混雑状況確認」:リアルタイムの店舗混雑状況が確認できるリンクを設置し、お客様の利便性を向上。
- 「近隣店舗検索」:現在地から最寄りの店舗を検索できるボタンを設置。
- 「よくある質問」:営業時間やアレルギー情報など、頻繁に寄せられる質問へのリンクをまとめることで、電話問い合わせを削減。
2. 美容サロン(ヘアサロン・エステ)の事例
課題: 予約の電話が営業時間外にかかってくることが多く、取りこぼしが発生していた。
また、新しいメニューやキャンペーンを効果的に伝えきれていないと感じていた。
リッチメニュー導入による解決
- 「Web予約」:24時間いつでも予約できるオンライン予約システムへのボタンを最も目立つ位置に配置して忙しい時間の電話問い合わせを大幅に軽減。
- 「今月のキャンペーン」:月替わりの割引情報や期間限定メニューを視覚的にアピールし、直接詳細ページへ誘導して顧客満足度をあげることができた。
- 「メニュー・料金一覧」:ヘアカット、カラー、トリートメント、エステなどの詳細なメニューと料金表が閲覧できるページにタップで遷移できるようにして、顧客のストレスや金額提示の際のギャップが生まれないようにした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、リッチメニューの作成方法について簡単に紹介させていただきました。
リッチメニューを設定できるだけで、事業にとってメリットになること間違いなし!ということが少しでも伝わっていたらうれしいです。
ぜひ、本記事や、当社【AI BOT】のほかの記事を参考にして、あなただけのオリジナリティあふれるリッチメニュ作成や、魅力的なLINE公式アカウントを運用してみてくださいね!