LINE公式アカウントは「認証済アカウント」と「未認証アカウント」に分けられます。LINE社の審査を通過したアカウントが、「認証済アカウント」となります。
「認証済アカウント」になると、プロフィールのバッジが認証済みのものに変わったり、検索時に検索結果に公式アカウントが表示されるといった利点があります。
この記事では、なぜ、「未認証アカウント」から「認証済アカウント」になるための審査についてと、なぜ「認証済アカウント」にするべきなのかという理由を解説していきます。
認証済アカウントとは

まず、LINE公式アカウントには、「プレミアムアカウント」と「認証済アカウント」、「未認証アカウント」の3種類があります。
ただ、プレミアムアカウントになるための審査基準や、申請方法などは公にされていません。ですので、この記事では、「認証済アカウント」とについて説明していきます。
LINE公式アカウントは数分で簡単に開設が可能です。ただ、開設当初の段階では、審査を受けていないため、全て「未認証アカウント」になります。

認証済みアカウントと未認証アカウントの違い
まず、認証済アカウントと未認証アカウントの違いといえば、
- プレミアムアカウント:
- 認証済アカウント:LINE社の審査を通過したアカウントのこと
- 未認証アカウント:LINE社の審査を通過していないのアカウントのこと
です。ただ、プレミアムアカウントは
審査の申請は①LINE公式アカウントの開設時に申請、②未認証アカウントの管理画面から申請するという方法があります。
認証済アカウントと未認証アカウントの違いを比較
「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の違いをプロフィールで比べるとこのような違いがあります。少しですが、色に違いが見られます。バッチは下の画像のように表示されます。







認証済アカウントの5つのメリット


「認証済アカウント」には、「未認証アカウント」にはない5つのメリットがあります。
友だち検索結果に表示される
LINEユーザーが、LINEアカウントやLINE公式アカウントを検索する際、「未認証アカウント」は表示されません。
ですが、「認証済アカウント」になると、この検索結果に表示させることができます。


店舗用ポスターを無料でダウンロードできる
LINE公式アカウントは、友達へのメッセージ伝達力は高いですが、情報拡散力は低いです。
「認証済アカウント」になると、「LINEの友だちに紹介」以外でも友達追加を促すことができる「ポスター」を無料でダウンロードすることができます。
LINEのキャラクターと、追加用のQRコードがポスターに載せられています。可愛くて、使いやすいポスターを手軽にダウンロードすることができるので、便利です。
友だち追加広告の使用が可能になる
LINEには、「友だち追加広告」という友だち追加を促すためのサービスがあります。
認証済アカウントでは、この広告サービスを有料ですが行うことが出来ます。*一部、利用できない業種があります。
自由解答のアンケートの作成が可能になる
「未認証アカウント」では、ユーザーへのアンケートは、単一回答と複数回答の選択肢しかありませんでしたが、「認証済アカウント」では、単一回答と複数回答に加えて、自由記述も選択肢にあります。
未認証アカウントの場合


認証済アカウントの場合


請求書決済が利用できる
最後にLINE公式アカウントの有料プランを利用する場合は、LINE Payかクレジットカードでの支払いのみになりますが、認証済みアカウントの場合は、請求書払いが利用でき、支払い方法の選択肢が増えます。
LINE公式アカウントの審査について


LINE公式アカウントの基準
LINE公式アカウントの審査は、以下の基準で実施されます。審査は無料です。
① LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか
② 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか
③ 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか
④ 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か
⑤ 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか
LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点
※当社はお客さまに対し、審査結果およびその理由について説明する義務を負わないものとします。
番外編:LINE公式アカウントを開設できない業種・サービス
少し話がずれますが、以下に該当する業種やサービスに関しては、審査の以前に、LINE公式アカウントの開設ができません。
該当するとLINE社が判断した場合は、アカウントの提供が停止されますので、ご注意ください。
・出会い
【開設出来ないケース】
街コンイベント会社、相席居酒屋、出会いパーティー、ライブチャット、インターネット異性紹介事業・アダルト
【開設出来ないケース】
性風俗店、メンズエステ、アダルトショップ、ストリップ劇場、膝枕耳かき店、JKビジネス・連鎖販売取引
【開設出来ないケース】
ねずみ講、マルチ商法・MLM、・ネットワークビジネス販売方法
LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点
【開設出来ないケース】
人間の不安・不幸・射幸心につけ込んで商品等を販売するもの
違法とされる営業方法で商品等を販売するもの
科学的な根拠が乏しい商品等を販売するもの
審査をクリアしてLINE公式アカウントをより使いこなそう!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
LINEの公式アカウントを「認証済アカウント」にすることで、ユーザーは「未認証アカウント」よりも多くの機能が可能になります。
特に、店舗やサービス、企業として利用する場合は、認証済みアカウントになることで、信頼性もアップするという効果があります。
審査は無料で行うことが可能です。ぜひ認証済みアカウントを申請してみましょう!
よくある質問


- LINE公式アカウントにはどのような種類があるの?
-
主に3種類あります。
プレミアムアカウント:存在は言及されていますが、審査基準などが公開されておらず詳細は不明です。
認証済アカウント:LINE社の審査を通過したアカウント。プロフィールに認証バッジが付いて、検索結果にも表示されるなどのメリットがあります。
未認証アカウント:審査前のアカウントで、認証バッジがなく、検索にも表示されません。
- 認証済アカウントになるメリットは?
-
認証済アカウントには以下のような優位性があります:
請求書払いに対応 → 有料プラン利用時の支払い手段が拡充されます。
検索結果に表示される → ユーザーがアカウントを検索しやすくなります。
無料ポスターのダウンロードが可能に → QRコード付きのポスターが提供され、オフラインでも友だち追加誘導ができるようになります。
「友だち追加広告」の利用が可能に(一部業種を除く) → 有料で友だち追加を促進できます。
自由記述式アンケートの作成が可能に → 未認証では選択肢形式のみですが、認証でユーザーの声を幅広く収集できます。
- 認証審査は無料?どのような基準で行われる?
-
はい、審査自体は無料で実施されます。
審査基準には以下が含まれます:
- ユーザーに不利益を与える恐れがないかどうか
- 法令遵守かどうか
- 利用規約第18条の禁止行為に抵触しないか
- LINE社独自の審査基準に適合しているか
- LINE社の信用や利益を損なう内容でないか
なお、審査結果やその理由について、LINEから説明される義務はありません。
- 認証審査に通過しない可能性のある業種はある?
-
はい、以下のような業種やサービスでは、審査以前にアカウント開設が拒否される場合があります:
- 出会い関連(街コン、相席居酒屋、出会いパーティー、ライブチャット、異性紹介業など)
- アダルト関連(性風俗店、メンズエステ、アダルトショップ、ストリップ劇場、JKビジネス、膝枕耳かき店など)
- 連鎖販売取引(MLM・ねずみ講) や ネットワークビジネス に基づく、科学的根拠の薄い販売方法
これらは、LINE社が提供を停止する対象としています。
- 認証済アカウントにするための具体的な方法は?
-
認証申請は次のいずれかのタイミングで可能です:
- 新規アカウント作成時に同時に申請する方法
- 未認証アカウントの管理画面から後日申請する方法
審査に通過すると、認証済アカウントとして機能拡張やバッジ付与などの特典が得られます。