【RED°TOKYO TOWER 様】― 外国人観光客対応から販促・分析まで、LINE×LIBOTで実現する次世代のアトラクション体験 ―

目次

■ 企業紹介

RED° TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)様は、東京タワー内に位置する日本最大級のeスポーツ&エンタメ複合施設。最新のアトラクションや体験型コンテンツが集まり、国内外の幅広い層から支持を集めています。特に近年は、インバウンド観光客の増加とともに、外国人への対応力が求められる環境となっていました。

■ LINE公式アカウント導入の背景

同施設では、従来外部のチケット販売・予約ツールなどを用いていましたが、購入後のユーザーとの接点が途切れがちで、リピート促進や満足度向上の施策に課題を抱えていました。

さらに、LINE公式アカウントの構築支援を行うベンダーの多くが「ツールを納品して終わり」型のスタイルで、運用に不安がある施設側では導入をためらう声もありました。

そんな中、伴走型で設計から運用・改善までサポートするLIBOTの存在が、導入の決め手となりました。


■ 活用内容と導入メリット

◉ 外国人観光客への対応(英語対応リッチメニュー)

外国人観光客の増加に合わせて、専用のリッチメニュー切り替えボタンを導入。
ユーザーの言語設定やアカウント経由でセグメントを分け、自動で英語に切り替わるUIを構築することで、スムーズな案内が実現。

スタッフの多言語対応負担を軽減しつつ、満足度を高めています。

◉ 紹介特典キャンペーンの自動化

「友達紹介でパスポートや入場料が無料に」といった特典を、LINE上で簡単に配布・追跡できるように設計。

LIBOTによる自動アクション機能とクーポン発行機能を組み合わせ、紹介者と被紹介者の両方にメリットのあるキャンペーンを円滑に運営しています。

◉ 子ども向け動画配信とファン化

LINE上で子ども向けのコンテンツ動画を定期配信することで、来場後もアカウントを通じてエンゲージメントを継続。

来場体験の余韻を楽しませながら、次回来場の動機づけにつなげています。

◉ アンケート機能で顧客の声を収集

イベント参加後などのタイミングで、チャット型のアンケートを配信。回答内容に応じたタグ付けを行い、後続のステップ配信や分析に活用しています。紙アンケートよりも回収率が高く、定量・定性の両面でリアルな顧客の声が集まっています。

◉ 流入経路分析で効果測定

SNSや広告だけでなく、各アトラクションごと複数の流入経路を判別しユーザーの行動を可視化。
「どの経路から来場・参加したか」「どのコンテンツが効果的だったか」を分析し、マーケティング戦略の最適化に役立てています。

■ LIBOT導入後の成果と今後の展望

LINEを“情報発信のツール”から、“体験価値の提供とファン育成の基盤”へと昇華させたRED° TOKYO TOWER様。

導入前は運用の難しさが懸念されていましたが、LIBOTの設計・分析・改善の一貫支援により、社内にナレッジが蓄積し、複雑なキャンペーンや多言語対応も自走で運用できる体制が整いつつあります。

今後はさらなる多言語展開や、アトラクション単位でのリテンション施策の強化など、「LINEのCRM化」にも挑戦していく予定です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次