【株式会社モアソビ様】地域イベントの「来場者とつながる」仕組みをLINE×LIBOTで設計

目次

企業・事業紹介

株式会社モアソビは、新潟市を拠点にまちづくり事業を展開する企業です。
2022年から、新潟市の中心商業地である「古町」の活性化を目的としたナイトマーケット「古町夜市」を定期開催しています。

単なる物販イベントにとどまらず、地域の人々が集まり交流できる場づくりを理念に掲げており、回を重ねるごとに来場者数も増えています。地域に根ざした事業だからこそ、来場者との継続的な関係づくりが次のテーマとして浮かび上がってきました。

古町夜市 -
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LINEを活用しようと思った背景

代表 永井大地さん

イベント型のビジネスが抱えやすい課題のひとつが、「来場者と一回きりで終わってしまう関係」です。
会場には多くの方が足を運んでくださるものの、その後の接点を保つ手段がなく、次回開催の告知や継続的なコミュニケーションが難しい状況でした。

面談前・採用後といったステージ管理とは異なりますが、イベントならではの課題が複数重なっていました。
これまでは来場者の情報を蓄積できる仕組みがなく、次回の施策改善につなげられない状態でした。

・来場者に対して後追いができずに、一回きりで終わってしまい、継続的な接点が持てなかった
・来場者の属性や来場のきっかけが把握できておらず、次回企画に活かせなかった
・次回開催の告知を届ける手段が「Instagram」しかなかった

こうした課題をまとめて解決するために、来場者との接点をオンライン上にも構築する手段としてLIBOTの導入を検討しました。

LIBOTを選んだ理由

LIBOTを選んだ決め手は、アンケート・タグ付け・セグメント配信・流入経路分析といった機能がひとつにまとまっている点です。

イベント運営では、来場者の情報収集・分類・配信・効果測定といった一連の流れをスムーズに回すことが重要です。
これらをバラバラのツールで対応しようとすると、管理が煩雑になりやすく、運用の負担も増してしまいます。
LIBOTであれば必要な機能がひとつのプラットフォーム上で完結するため、ツールの選定や連携に時間をかけることなく、早い段階で「どう使うか」に集中できる環境を整えられると感じました。

実際にどう使っているか

来場者が使いやすいリッチメニューの設計

古町夜市のLINEアカウントでは、来場者がその場で必要な情報にすぐアクセスできるよう、リッチメニューを設計しました。
会場マップ・タイムテーブル・アクセス情報・SNSへの導線をメニュー内に集約しており、スタッフに聞かなくても会場を楽しめる導線を作っています。

イベント会場では、来場者が「出店はどこ?」「次のステージは何時?」といった情報をその場で素早く確認したいというニーズが生まれやすいです。なのでリッチメニューにそれらをまとめることで、来場者がLINEを開くだけで必要な情報にたどり着ける設計になっています。
また、ショップカード機能を組み込むことで、来場のたびにスタンプが貯める楽しみも生まれ、再来場を促す仕組みも設計しています。

登録時アンケートによる顧客情報の取得

LINE登録時にアンケートを設置し、来場者の属性情報(居住エリア・来場のきっかけ・興味のあるカテゴリなど)を取得する設計にしています。回答内容はLIBOTのタグ機能で自動的に分類され、その属性に応じたセグメント配信が可能になります。

これまでイベントへの来場者がどんな人なのか、どこから来ているのか、何に興味を持っているのかといった情報は把握しにくい状況でしたが、アンケートを登録導線に組み込むことで、来場者が自然な流れで情報を提供してくれる仕組みになっています。

「古町周辺の方に絞って次回告知を配信する」「特定カテゴリに興味がある方だけに関連情報を届ける」といった、精度の高いコミュニケーションが実現できる状態を整えています。

会場内QRコードによる流入経路の計測

会場の複数箇所にQRコードを設置し、どの場所・どの導線からLINE登録が発生したかを計測できる仕組みを入れています。
設置場所ごとに異なるQRコードを用意することで、どのエリアで登録が多く発生しているかをデータとして把握できます。

イベント会場では来場者の動線が毎回異なります。
どの場所に設置したQRコードが最も登録につながったかを把握することで、次回開催時の設置場所や配置の改善に活かせます。
回を重ねるごとにデータが積み上がり、より効果的な導線設計につながっていきます。

入口付近とステージ前でどちらが登録されやすいかといったデータが蓄積されることで、次回イベントでの設置場所や告知方法の改善に活かせます。回を重ねるごとにデータが積み上がり、より効果的なQR配置や導線設計につながっていきます。

運用支援を通じて見えてきたこと

運用を進める中で改めて感じたのは、イベントとLINEの相性の良さです。
一般的にLINEは店舗や企業の継続的な顧客接点として活用されることが多いですが、イベントという「その場限りの体験」との組み合わせにも大きな可能性があります。

会場にいるという状況は、QRコードでのLINE登録のハードルを大きく下げます。
来場者が自然な流れで友だち追加し、そのまま会場情報にアクセスするという導線は、他の業種ではなかなか作れない強みです。

「古町夜市」を重ねるごとに来場者データが蓄積されていくため、回を追うごとに配信の精度が上がっていく設計になっています。イベント自体が育つにつれ、LINEアカウントも一緒に成長していく関係性が生まれています。

今後の活用イメージ

現在は来場者情報の取得と基本的なセグメント配信の設計が完了した段階です。
今後は蓄積された顧客データをもとに、より精度の高い配信設計を重ねていくことが期待されます。

「古町を盛り上げたい」という想いに共感するファンとの長期的な関係構築に向けて、LINEを地域コミュニティの接点として育てていく運用が、これからの展望として描かれています。

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