「LINE公式アカウントの友だち追加URLを、Googleマップにも載せたい」
「Googleマップを見た人にも、LINEキャンペーンを知ってもらいたい」
そんな相談を、最近とても多くいただきます。
お客様の多くがGoogleマップからお店を探して、そのまま行動する方は一定層います。
つまり、Googleマップ上でLINEの導線を整えておくことで、「検索 → 地図閲覧 → LINE登録 → クーポン獲得・予約」までをスムーズに誘導できるようになります。
この記事でわかること
- GoogleマップにLINEURLを載せる方法
- LINEリンクを見た人に登録したくなる工夫
積田雅也 Tsumita Masaya
エンジニア/WEBマーケター
株式会社AIBOTにて2年間、公式LINEを活用したマーケティング支援を担当。100社以上のアカウントを構築・運用しながら、デジタルの仕組みで集客できる体制づくりを行ってきた。さらに30件以上のHP制作・運用を通じ、検索エンジン(SEO)やSNSと連動した集客導線を設計し、売上拡大と認知拡大を両立。
なぜGoogleマップにLINE公式アカウントを載せるべきなのか?

多くのお客様がGoogleマップからお店を探しますよね。
特にスマートフォンでは、検索結果の上位に「地図情報」が表示され、営業時間や口コミ、写真などと並んで「お店の顔」として見られるようになっています。
つまり、Googleマップ上での情報がお客様の来店や問い合わせを左右する“第一印象”になっているのです。
その中で、LINE公式アカウントのURLを掲載しておくことは、単なるSNSリンクではなく、“来店前のお客様と直接つながる窓口”を設けることを意味します。
「見込み客」とつながる最短ルートになる
Googleマップを見ている人は、「お店を探している」「行くか検討している」など、購買意欲が高い段階にいます。
そのタイミングでLINEの追加URLがあれば、
1タップで登録 → クーポンや予約案内を受け取れる導線になります。
特にキャンペーンや限定クーポンを配信している店舗では、「LINE登録=来店動機」につながるケースが非常に多いです。
GoogleマップからLINEに誘導できるようにしておくことで、チラシやSNS広告よりも低コストで高確率にアクションを生み出せます。
他SNSよりも“継続的なつながり”を作れる

InstagramやX(旧Twitter)は情報発信に向いていますが、フォロワーとの1対1の接点は作りにくいのが現状です。
一方、LINEは「1to1の接客」が可能なツール。
GoogleマップにLINEを載せておけば、検索からの新規顧客をそのまま自社のリピーター候補に変えることができます。
特に外部ツールでステップ配信などができれば、なお良いですね。
このように、GoogleマップにLINE公式アカウントを載せることは、単なる「URL掲載」ではなく、新規集客・再来店・顧客接点の強化を同時に叶える仕組みになります。
GoogleマップにLINE公式アカウントを載せる方法とは?

実際にGoogleマップにLINE公式アカウントのURLを載せる方法を5ステップで図解します!
画像を見ながら一緒に作業していきましょう。
1. LINE公式アカウントのURLを確認する
まずは、掲載するLINE公式アカウントの「友だち追加URL」を準備します。
このURLをGoogleマップの「ウェブサイト」または「予約」欄に貼り付けて誘導する仕組みです。
URLは、LINE Official Account Manager(管理画面)から簡単に取得できます。
LINE公式アカウントの管理画面にログインしましょう。スマホからでもPCからでも構いません!
今回の説明ではPCからの方法となります。

ホーム⇒友だちを増やす⇒友だち追加ガイド⇒友だち追加経路を設定を選択してください。

友だち追加経路を選択したら、画像のようにGoogleマップと入力して流入経路を作成しましょう。

完了すると、URL,QRコードが生成されますので、こちらをコピーしておきましょう。
流入経路から作成すると、Googleマップに載せたURLから追加したお客様の数を確認し、分析ができるようになります!詳しくは記事後半で説明します。
2. Googleビジネスプロフィールにログインする
続いて、Googleマップに掲載するための管理画面「Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)」にアクセスします。
すでにGoogleマップ上に店舗が登録されていれば、この画面で情報を編集できます。
もしまだ登録していない場合は、まずは「ビジネス情報の追加」から基本情報(店名・住所・電話番号など)を登録しておきましょう。
では、Googleマップ上にLINE URLを載せる4つの方法をご紹介します。
- WEBサイト欄にURL挿入する方法
- 写真やメニュー写真にLINE公式アカウントのQRコード画像を投稿する
- 投稿にLINE公式アカウントのQRコード画像を投稿する
- 口コミで公式LINEを告知する方法
3. ウェブサイト欄にURLを入れる
まず一番代表的なのは「ウェブサイト」欄です!


ただし、こちらはURLしか入れられないのでアピールはしにくいです。
URL挿入方法
プロフィールを編集するから、ウェブサイトの項目にコピーしたURLを挿入しましょう。

Googleマップの情報は即時反映される場合もありますが、内容によっては審査が入ることもあります(数時間〜1日程度)。URLを変更した直後に反映されていない場合も、少し時間を置いて確認してみましょう。
4. 写真を挿入する


上記の写真やメニューのタブから、LINE公式アカウントのQRコード写真を挿入しましょう!
これが一番大切なので絶対にやりましょう。
5. 投稿する


投稿からもキャンペーンを告知できます。
このようにLINEの追加特典があることを告知してみましょう!
5. クチコミをする

最後の手段として、口コミをしましょう!
「LINE公式アカウントのクーポンがめっちゃお得!」
「LINE公式アカウント追加した方がいいよ!」
このような口コミを画像付きで、お客様や知り合いにしてもらいましょう。
MEOの評価もあがりますし、LINEのお友達数も増えて一石二鳥ですよ。
設定後にやっておきたい「LINE誘導の改善ポイント」とは?
GoogleマップにLINEのURLを載せたら、設定は完了です。
しかし、本当のスタートはここからです。
掲載して終わりにせず、「どれくらい見られて、どんな行動につながっているのか」を把握して改善していくことで、LINE登録数・来店数は確実に増えていきます。
ここでは、設定後にやっておきたい3つの改善ポイントを紹介します。
分析でどこから友だち追加されているか確認する

まず取り組みたいのが、Googleマップ経由でどれくらいLINE登録されているかの分析です。
LINE Official Account Managerの「分析」⇒「友だち」⇒「追加経路」から確認できます。
LINE公式アカウントでは集客を絶対にしましょう
Googleマップ以外でも、どこから友だちが追加されたかを知ることは非常に大切です。

本当に伸びている公式LINEでは、こちらの資料のように、
どの流入経路からLINEを登録してもらうかを戦略的に考えています!
「LINEの友だち数を増やす ⇒ お客様に行動してもらう」このサイクルを回すことが非常に大切ですので、まずはLINEの友だち数を増やしていきましょう!
友だち数を増やしたい方はぜひこの記事を一読ください。

リピーターを増やす3つの設計とは?
Googleマップ経由で新規登録が増えたら、次はリピーター化の仕組みを整えましょう。
登録しただけでは関係は終わりです。大切なのは、その後の配信設計です。
特に効果が高いのが次の3つです。
初回登録クーポン
登録直後に「LINE登録ありがとうクーポン」を自動配信しましょう。
登録した瞬間にメリットを感じてもらえるため、LINE登録のきっかけになります。
定期配信(週1〜月2回)
LINEの強みは“通知で届く”こと。
定期的にお知らせや限定情報を配信することで、思い出してもらうきっかけを作れます。
ただし、毎回売り込みにならないように、
「季節限定メニューの案内」「LINE友だち限定プレゼント」など、
“お客様が得をする内容”を意識することがポイントです。
どんな配信をしていけばいいかはこの記事を真似してください。

セグメント配信で“Googleマップ経由の登録者だけ”に配信する

さらに一歩進んだ運用をしたい方におすすめなのが、セグメント配信(特定の層だけに配信すること)です。
たとえば、LIBOTのようなLINE拡張ツールを使えば、
「どの経路からLINE登録されたのか」を自動でタグ付けできます。
つまり、Googleマップ経由で登録したユーザーだけを抽出し、特別なメッセージを配信することが可能です。

【活用イメージ】
- 「Googleマップからの登録ありがとう!ご来店時にドリンク1杯無料」
- 「地図を見て登録してくれた方限定キャンペーン開催中!」
また、マップ経由の登録者は“来店意欲の高い層”が多いため、
配信後に実際の予約・来店につながりやすいのも大きなメリットです。
セグメント配信を取り入れることで、ただ情報を発信するLINEから、顧客行動を設計できるマーケティングLINEへと進化します。
LIBOTのような拡張ツールを使うと管理がもっと簡単になる

GoogleマップにLINE URLを載せて、セグメント配信まで実践できるようになると、“集客導線の設計”としては理想的な形になります。
そこで役立つのが、LINE公式アカウントの運用を拡張できるツール「LIBOT(リボット)」です。
すべての流入経路を自動で分析・可視化

LIBOTには「流入経路分析」という機能があり、Googleマップ・Instagram・ホームページ・店頭POPなど、
どの媒体からLINE登録が行われたのかを自動でタグ付けして記録してくれます。
たとえば、
- Googleマップ経由の登録 → 「Googleマップ」タグ
- Instagram経由の登録 → 「インスタ」タグ
- 店頭QRコード経由の登録 → 「店舗流入」タグ
というように、自動的に分けてくれるため、
「どの媒体が一番効果があったのか」「今後どこを強化すべきか」が一目で分かります。
これまでは手作業でURLを管理したり、エクセルでデータをまとめたりする必要がありましたが、
LIBOTならタグが自動で付くため、管理負担ゼロで正確な分析が可能です
タグごとに自動配信+セグメント配信
さらにLIBOTでは、付与されたタグごとに自動でメッセージを出し分けることができます。
つまり、Googleマップ経由で登録した人には「マップ特典付きメッセージ」を、Instagram経由の人には「SNSキャンペーン告知」を送るといった、セグメント配信を実行できるのです。
設定さえしておけば、「登録した経路に合わせた最適な内容が、自動的に送られる」これがLIBOTの大きな強みです。
Googleマップからの登録者だけに、「地図を見て来店された方限定クーポン」などを配信すれば、開封率もクリック率も格段にアップします。
導入から運用まで“メーカーが伴走”してくれる安心設計
さらにAIBOT社のLIBOTは、ツールを提供するだけでなく、
導入時の設計・リッチメニュー制作・自動配信設定までをフルサポートしてくれます。
「LINEはあるけど活かしきれていない」「設定が複雑そう」と感じている店舗でも、
メーカーがヒアリングから構築まで代行してくれるため、専門知識は不要です。
まとめ|Googleマップ×LINEで「見つけてもらって繋がる」導線をつくろう

GoogleマップにLINE公式アカウントを載せることで、
「検索 → 地図閲覧 → LINE登録 → クーポン利用・予約」という導線を一気に整えることができます。
お客様が“今まさに行動しようとしている瞬間”にLINEを案内できるため、広告よりも低コストで効果的に新規集客・リピーター化を実現できるのが大きな強みです。
設定自体はたった数分で完了しますが、その後の分析・配信・セグメント運用まで仕組み化してこそ、LINEを「売上につながるツール」に育てられます。
今すぐ、自社のGoogleマップにLINE URLを追加してみましょう。
そして、LINEで“つながる集客導線”を今日から整えてください。
よくある質問

- GoogleマップにLINE公式アカウントを載せるメリットは何ですか?
-
Googleマップは「今まさに行動を起こそうとしている」お客様が見る媒体です。そこにLINEのURLを載せておくことで、来店前に友だち登録を促し、クーポン配布や予約案内などにつなげられます。
電話よりも気軽に問い合わせてもらえる導線としても効果的です。 - Googleマップのどの項目にLINE URLを載せればいいですか?
-
おすすめは「ウェブサイト」欄か「予約」欄です。
どちらもクリック率が高く、スマホでも見やすい位置に表示されます。
「ウェブサイト」欄には「LINE登録でクーポン配布中!」など短い誘導文を添えると効果的です。 - Googleマップに載せた後、効果を測る方法はありますか?
-
LINE Official Account Managerの「分析」→「友だち」→「追加経路」でも、Googleマップ経由の登録数が確認可能です。さらに、LIBOTを導入すれば「流入経路分析」で自動的にGoogleマップ経由の登録を可視化できます。
- 複数の媒体(SNS・ホームページ・Googleマップ)からLINE誘導しても大丈夫?
-
問題ありません。
むしろ複数導線を設けることで、登録数が安定して伸びます。
ただし、どの経路から登録されたかを分析できるよう、経路ごとにURLを分けるか、LIBOTの「自動タグ付け」を使うと便利です。 - 費用や設定が不安なのですが、大丈夫でしょうか?
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LIBOTはサポート体制も充実しており、初期設定から運用支援まで一括サポート可能です。
費用に関しましては資料請求をしていただければ確認可能です。お手数ですがよろしくお願いします。