LINE公式アカウントを運用している方にとっては、利用停止が何よりも痛手になります。一度利用停止されてしまうと、LINE公式アカウントは何をしても復旧できなくなってしまいます。
折角育てたLINE公式アカウントも、使用できなくなってしまっては意味がありません。LINE公式アカウントが利用停止になる原因と対応を解説して行きますので、是非ご一読ください。
LINE公式アカウントが利用停止になるケースとは
LINE公式アカウントの作成を禁止されている業種だった
LINE公式アカウントは、誰でも開設できる訳ではありません。利用規約により、禁止されている業種がいくつかあります。
- 医療
- 出会い
- アダルト
- ネット関連ビジネス
- 連鎖販売取引
- クレジットカード現金化
- ギャンブル
- 個人情報
- 模倣品・海賊版
これらの業種ではLINE公式アカウントを利用することができません。
すべての公式アカウントに運営が目を通してるわけではありませんので、このような業種の方がLINE公式アカウントを作成している場合も多々ありますが、実はこれは本来の利用規約からするとあまり望ましいことではありません。
既にこの業種でもLINE公式アカウントを作成してしまったという方は、LINE公式アカウントを利用停止される可能性が高いです。そのため、他媒体に現在の友だちを移動させる等、何らかの対策を取ることを推奨します。
例として、普通のマッサージ店だとしても、配信に使われた画像の肌の露出が多いとアカウントを利用停止される可能性があります。上記と業務内容に共通点があるような場合、同じ業種とみなされないよう、特に注意が必要です。
配信メッセージが適切でなかった
利用規約に抵触していない業種なのにも関わらず、LINE公式アカウントを利用停止されてしまった場合は、友だちからの通報が考えられます。
LINEアカウントを通報するいたずらは、LINE公式アカウントに限らずよくあることなので少量の通報でアカウントが停止されてしまうことは考えにくいです。
しかし、何度も友だちのことを考えずに内容が類似したメッセージを送る、インパクトのある内容を狙って強い言葉で配信をする等の行為を行った場合、複数の友だちから通報され、アカウントの停止に繋がる可能性があります。
適切な頻度での情報発信や、内容の吟味を行って配信をすることが重要となります。
自社サービスとは関係のない情報発信
LINE公式アカウントの趣旨とは異なる内容の商品等を、営利目的で脈絡なく何度も宣伝した場合、アカウント利用停止に陥ることがあります。
特に、アフィリエイトでの目的の利用はLINE公式アカウントでは禁止されています。
当社の事前の承諾なくLINE公式アカウントを第三者のための広告媒体として使用する行為
(第三者の商品、サービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝することを含みますが、これに限りません。)
LINE公式アカウント 利用規約
アフィリエイトや情報商材、特に○○をすれば収入が100万、200万に上がるなどのビジネスモデルに関する配信を行うと、LINE公式アカウントは利用停止されてしまいます。該当する配信を行っている方は今すぐやめたほうがよいでしょう。
LINE公式アカウントを利用停止されない為には
適切な頻度での情報発信を心がける
何度も同じような内容で情報発信を行ったりするよりも、タイミングと内容を吟味して送るメッセージを考えることが大切です。
ブロック率を一つの指標にする
通報よりも殆どの人はブロックする場合が多いので、ブロック率が指標となります。
ブロック率が高かった場合には何か配信の内容に問題があることが多いので、配信内容の見直しが必要となります。
まとめ
利用規約をしっかり守っていれば、基本的にアカウント利用停止になることはありません。しかし、上記の通り、禁止されている業種と似通った業務内容の場合、誤ってLINE公式アカウントが停止されてしまうケースや、友達からの通報など、思わぬ所に利用停止に繋がる要因があります。本記事を参考に、LINE公式アカウントを適切に運営していきましょう。