効果的なLINE公式アカウント運用のためのヒント:避けるべき失敗パターンと解決策

2023年10月時点において国内のLINEユーザー数は9,500万人を越え、国民の殆どがLINEでやり取りをする時代になりました。事業者が展開可能なLINE公式アカウント、無料から始められるという事もあり、今では過半数の事業者がLINE公式アカウントを利用しています。

そして株式会社AIBOTが提供する、業界初のLINE集客システム「LIBOT」。
LINE公式アカウントをユーザーに口コミで広げてくれるような仕組みを提供する、唯一の超集客型のLINEシステムとなります。

今回は、LIBOTを利用しているオーナー様、また利用していないオーナ様にもヒアリングをさせて頂き、オーナー様に共通して挙げられる良くない運用パターンを幾つかご紹介させて頂きます。当記事をお読み頂き、パターンが当てはまっていた等、是非LINE公式アカウントの運用の見直しに役立てれば幸いです。

目次

「効果的なLINE公式アカウント運用:成果を明確化する方法とは?」

LINE公式アカウントの運用における成果とは、LINE公式アカウントの認知を広め、確度の高いユーザーを集客し、そこに対して情報配信やリッチメニューというマーケティングを実施する事で、事業者に利益をもたらす事です。


また、早期な利益回収が不可能であった場合でも、LINE公式アカウント上にファンをため込んでおくことで、以降の、二次活用、三次活用も容易になる事から、友だちを増やしメディアを確立しておく=成果という認識の事業者様も最近は増加傾向にあります。


事業者ごとに成果設定は異なりますので、適切な目標地点を決めておくことを推奨します。

「LINE公式アカウント運用の失敗を避けるための4つの重要なパターン」

まず最初はLINE公式アカウントの純正の機能を利用しているオーナー様からのご意見を参考に、いくつかのパターンを紹介します

LINE公式アカウント運用の目標設定が出来ていない

これは、かなり多くの事業者様が陥ってしまう、良くあるパターンになります。
LINE公式アカウントも一つの事業と同様と考え、目標値をより具体的にすることでPDCAサイクルを回していかなければいけません。
とりあえず無料でスタートが出来るからやってみよう、やってみてから考えよう
といったようなスタートをしてしまうと、何が目的なのか、どういった運用をするのかが不明確になり、
継続してオペレーションをするコストが掛けにくくなります。
目標値に関しては途中から変更/追加する事も問題はありませんので、
まだ特に設定していないという事業者様はすぐに目標設定をすることを推奨させて頂きます。

運用担当者が不在

LINE公式アカウントの管理画面として「Official Account Manager」がありますが、この管理画面を使用し、
オペレーションをしていく事が必須になりますので、外部ツールを使用し、自動化を進めようが、かならず担当者が必要です。
手の空いている人が、運用を担当する。別の仕事をしながら空き時間で運用を担当する。といったような事業様は
必ずと言っていいほど、成果が出ません。
24時間体制でLINE公式アカウントを管理するといった必要は当然ございませんので、3日に1時間、1週間に1時間でも構いませんので、LINEを運用するという業務時間を設ける必要があります。

情報配信を行わない

前項の運用担当者が不在に繋がる内容でもありますが、情報配信を行わないアカウントは成果に繋がりません。
皆様も登録してから1度も配信をしていないアカウントに対し、興味を持つでしょうか。
きっと持たないと思います。
LINE公式アカウントの最大の特徴はLINEユーザーに対し、LINEでメッセージを一方的に送付できるという点にあります。
最低でも2週間に1回、可能であれば4週間に1回程度の配信を行い、内容についても精査する事を推奨します。

事業主(オーナー)やスタッフからの登録斡旋が出来ていない

LINE公式アカウントは放置しておけば、友だちが増えていくといったような便利な機能はありません。
つまり、友だち登録をしてもらえるような施策を考案し、実行する必要があります。
様々な手法がありますが、一番シンプルなのは関連するチームで、積極的にお客様に登録してもらえるよう斡旋する事でしょう。
特に友達数が0人から500人程のアカウントはこれらを充実させる必要があります。

「遭遇したパターンに対する効果的な対処法:LINE公式アカウント運用のベストプラクティス」

上記のようなパターンに当てはまり、悪循環が起こってしまっている場合、何から対処したら良いのでしょうか。
しっかりとアカウントの分析を行い、不足している箇所を補う事で、アカウントの更なる成長や、復活の兆しが見えるかもしれません。

ここからは現在のLINE公式アカウントの分析項目について、記載しますので、参考に、現状のアカウントを分析してみてください。

LINE公式アカウントの友だち増加数の期間別の目標設定をしよう!

まずはLINE公式アカウントの目標を期間と一緒に設定します。ポイントとしては「期間」を設定する事にあります。
期間を設定する事で、目標値に対して、どのような進捗があるのかという点が分析できるからです。

今回の記事では「東京都でエステサロンを経営、LINE公式アカウント友達数:400人」という設定で、
期間別の目標設定を進めてみます。

友達数の目標は、友達数が多いほど低い増加率になる

友達の増加率の目標値は、現在の友達数が少ないほど、高く、多いほど低くなります。

具体的には、友だちが10人のアカウントが100%増を目標に20人にするには難しくありませんが、友だち100万人のアカウントが100%増を同じ期間で目指すのは無理があります。

現在のアカウントに適した目標値の設定が重要になります。

今回の設定では友達数が400人という設定でしたので、今回は3か月のスパンで下記のような目標を設定してみました。

期間目標友だち数増加数増加率
現在400人
1か月後480人80人20%増
2カ月後576人96人20%増
3か月後691人115人20%増
友だち増加の目標設定

上記のように目標を作成し、友だち数に対して1か月ごとの振り返りを行う事が重要となります。また通常であればブロック率や友だちのアクションに対しての目標設定、直接的な売り上げに対する目標設定も同時に行いますが、今回は現在運用が滞っている設定での記事になりますので、目標設定の詳細については後日記載致します。

株式会社AIBOTではLINE公式アカウントのコンサルティング(初回無料)も行っていますので、お悩みや相談事がある方は是非こちらからお問い合わせ下さい。

友だち数を増加させる為の施策を考えよう!

友だちは放っておけば勝手に増えるというものではありません。友だちを沢山獲得している事業主の方は、それ相応の増加施策を行っています。もちろんただ単に増加させれば良いと言うものではありませんが、具体的な施策を実施する事で、ある程度の結果を期待する事が可能です。

今回はエステサロン向けに下記のような施策を洗い出してみました。

  • 店頭に友だち追加用のQRコードPOP(A5サイズ)を入口、待合室、施術室、お手洗いに設置
  • LINE追加して頂いた場合には、お会計5%OFFのクーポンを配布
  • スタッフからお客様に対しての友だち追加の案内のマニュアル制作とロールプレイングでの研修

上記のような施策を実施する事で、エンドユーザーからすると、店内のどこでもLINE追加が可能であり、LINE公式アカウントがある点を把握して頂く事が可能です。
また即時利用のクーポンを準備しておくことにより、初回来店時に高い確率で登録とクーポン利用を促せます。
スタッフがLINE公式アカウントの理解が無いと、案内出来ませんので、説明用のマニュアルの定型化、スタッフ同士のロールプレイングを通して、スタッフの教育研修を行います。

追加して頂いた友達に対する配信内容を考えよう!

2項の施策だけですと、友だち追加は増やすことが出来ますが、継続利用には繋がりません。情報配信を行う事で初めてLINE公式アカウントが有効的になります。情報配信は多すぎず、少なすぎずといった絶妙なラインの配信頻度が重要になり、お客様の属性によって適切な配信頻度は異なります。

通常のLINEでは出来ませんが、株式会社AIBOTが提供する「LIBOT」のアンケート機能を利用すれば、
お客様毎に望ましい配信回数を回答してもらい、そのお客様に合わせた配信内容/頻度で情報配信を行う事が可能となります。詳細は下記に掲載しておりますので、是非ご一読ください。


今回は下記のような情報配信の内容を構築しました。

項番配信内容
1ゲリラクーポンの配布配信
2今月のおすすめ施術の内容配信
3コラム記事の配信
4アカウントの紹介の配信
配信内容

このような4種類の配信内容をあらかじめ決めておき、配信するタイミングでバナーも同時に配信を行います。
テキストだけではお客様は流してしまうケースが多いので、下記のようにバナーを利用し、視覚的にも内容を伝えるようにしましょう。

上記のようにバナー画像があると、一目でどういった内容なのか伝える事が出来ます。バナーはテンプレートを作成しておくことで、先ほどの1~4のパターン全てに流用する事も可能です。かならず作成しておきましょう。

配信には必ずバナー画像を入れて、視覚的にもアプローチしましょう

まとめ

今回はLINE公式アカウントを運営する事業主様が陥りやすいパターンについてご紹介しました。細かい部分については触れていませんが、基本的なパターンのご紹介になります。

また、運用の効率化を進めるにあたり、ツールを導入するという形式もございます。

株式会社AIBOTが提供する「LIBOT」では口コミによる友達紹介機能を利用し、友だちが自動的に集客されるという仕組みが実装出来ます。特に友達が増えない、増加率が悪いという事業主様にはお勧めのツールとなりますので、
是非ご検討下さい。

超集客型LINEシステム【LIBOT】 (ai-bot.co.jp)

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