LINE公式アカウント無料と有料の違いとは? 無料で使える機能を紹介!

LINE公式アカウントの開設、運用にはお金が掛かると思っていませんか?
LINE公式アカウントには無料版と有料版が存在します。 どれだけ効果があるか不明なため、まずは無料で体験してみたいという方も多いです。

この記事では、

  • 無料で使える機能
  • 無料版と有料版の比較
  • 2023年6月に行われる料金プランの改定

について解説していきます。

LINE公式アカウントの概要や開設するメリットについては、下記記事にて詳しく解説していますので併せてご覧ください。

目次

無料で使える機能

結論から言うと、無料版と有料版で使える機能に全く差はありません! なんとLINE公式アカウントは全ての機能が初めから無料で使えてしまいます。 使える機能は以下の通りとなっています。

これだけの機能が無料で使うことができます。 是非活用してみてください。

無料版と有料版の比較

機能面では違いが無い事が分かりました。 では何処に違いがあるのか、それは1ヶ月に配信できるメッセージの数に違いがあります。

LINE公式アカウントの料金プランについて解説します。

参照:https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20200204/

3つあるプランの内、無料で使えるのがフリープランです。 フリープランは月額基本料が無料な上、毎月1000通まで無料でメッセージ配信が可能です。 メッセージ通数は送付人数×メッセージ通数でカウントされます。3つの吹き出しまでを1通として送信できます。

課金対象となるメッセージ

LINE公式アカウントには多種多様なメッセージ機能がありますが、全てのメッセージ配信が課金対象としてカウントされるわけではありません。 LINEチャットの送受信や自動応答メッセージなど、一部のメッセージ配信は無料で活用できます。

カウントされるメッセージ

  • メッセージ配信(絞り込み配信,ステップ配信含む)
  • Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」

カウントされないメッセージ

  • LINEチャットの送受信
  • 応答メッセージ
  • AI応答メッセージ
  • あいさつメッセージ
  • Messaging APIの「Reply API」

大きく分類すると、一方的に配信するメッセージのみ課金対象となります。

無料できない事

唯一無料ではできない事として、「プレミアムID」の取得があります。

LINE公式アカウントを開設すると、英数字のランダムな組み合わせで「ベーシックID」が割り当てられます。 認証済みアカウントであれば店舗名で検索できますが、未認証アカウントは店舗名で検索する事ができず、検索にはIDを入力することが必要となります。

「プレミアムID」では月額100円(税別)で希望の文字列でIDを取得することができます。

認証済みアカウントと未認証アカウントについては下記記事で詳しく解説しております。

無料で使える機能をザックリ紹介

ここからは無料で使えるLINE公式アカウントの豊富な機能の一部をザックリ紹介します。

  • メッセージ配信:友だち追加したユーザーにメッセージを送ることができる機能です。
  • クーポン:店舗で使用できるクーポンを作成し、メッセージとして配信することができる機能です。
  • チャット:ユーザーからの問い合わせに対して、LINEのトークと同じように直接コミュニケーションができる機能です。
  • ショップカード:LINE上でポイントカードの発行管理ができる機能です。利用データの分析も可能です。
  • リッチメニュー:ユーザーがLINE公式アカウントのトーク画面を訪れた際、画面下部に大きく開くメニューです。
  • リッチメッセージ:テキストや画像を一つのビジュアルにまとめることで、情報を分かりやすく伝えることができるメッセージ機能です。
  • カードタイプメッセージ:カルーセル形式で複数枚のカードを配信できるメッセージフォーマットです。
  • リッチビデオメッセージ:遷移先を設定可能な自動再生される動画をメッセージとして配信する機能です。
  • LINEコール:ユーザーからLINE公式アカウントに無料で通話・ビデオ通話ができる機能です。
  • プロフィール:ユーザーが友だち追加する際に必ず表示される画面です。店舗やサービスに関するさまざまな情報が掲載できます。
  • LINE VOOM:主に動画コンテンツを投稿・閲覧できる機能です。タイムラインがリニューアルされVOOMとなりました。

上で説明したものだけでなく、

ステップ配信
オーディエンス配信
自動応答メッセージ
リサーチ 分析

等、他にも数多くのの機能があります。是非ご自身でお試しください。

料金プランの改定

2023年6月1日に料金プランの改定が行われます。 新しい料金プランは以下の通りとなります。

参照:https://www.linebiz.com/jp/news/20221031/

新料金プランはこれまで無料で行えていた1000通のメッセージ配信が200通にまで減少し、ユーザーとの個別コミュニケーションに特化した内容になりました。 それに伴いプランの名称も「フリープラン」から「コミュニケーションプラン」へと変更されています。

現行のフリープランと同じく、基本料金や追加課金も存在しないため安心してご利用いただけます。 使用できる機能についても変更はなく、今まで通り全ての機能が無料で使用できます。

なお、2023年6月1日にその時点で利用中または選択中の現行の料金プランに相当する新料金プランが自動的に適用されるので注意ください。

料金プランの改定については下記記事にて詳しく解説していますので併せてご覧ください。

LIBOT

LIBOTではヒアリング、アンケート機能の回答に合わせて、お友だち個々に自動でタグを付与します。 そのため簡単にセグメント配信(絞り込み配信)ができ、配信メッセージ通数の節約ができます。

また、タグによって配信対象に合ったメッセージ配信を行うことで、ブロックの抑制と来店率の向上が見込めます。

LIBOTについては下記記事で詳しく解説しております。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 今回はLINE公式アカウントの無料と有料の違いと無料で使える機能を紹介、解説してきました。

LINE公式アカウントには無料で使える機能が豊富に揃っているため、導入を考えている企業には非常におすすめです。 LINE公式アカウントを導入したけど運用方法に悩んでいる方は他の記事も参考にしてみてください。

LINE公式アカウント 攻略ガイド

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