LINEで来店計測をする方法とは!?店舗集客に効く実践テクニックをご紹介

「LINE公式アカウントを作ったけれど、来店数と結びつかない…」
「どのくらいのお客様が実際に来店しているのか分からない」
「集客の効果をデータで見える化したい」

――そんな悩みを抱えている店舗経営者の方は多いのではないでしょうか。

この記事では、 「LINEで来店計測をする方法」 をわかりやすく解説し、さらに 「来店データをどう店舗集客に活かすか」、そして 「実際の成功事例」 をご紹介します。

この記事でわかること

  • LINEを使った来店計測の方法(無料ツール&有料ビーコン活用)
  • 来店データを活用したリピーター育成や新規顧客分析の実践法

LINE公式アカウントを利用した、店舗の来店計測方法を無料、有料バージョンの両方で解説しますよ!

著者情報:積田雅也 Webマーケター

株式会社AIBOTにて2年間、公式LINEを活用したマーケティング支援を担当。100社以上のアカウントを構築・運用しながら、デジタルの仕組みで集客できる体制づくりを行ってきました。さらに30件以上のHP制作・運用を通じ、検索エンジン(SEO)やSNSと連動した集客導線を設計し、売上拡大と認知拡大を両立。

目次

LINEで来店計測をする方法とは?

LINE 来店計測 やり方

①LINE Official Account Managerで無料で行う方法

結論から言いますと、無料の機能では「自動来店計測」はできません。
ただ、その無料の範囲内でできるやり方をお伝えします。

まず、最も手軽なのが LINE Official Account Manager を使った無料の来店計測です。
基本的には以下の3つで計測できます。

  • ショップカード機能:来店時にポイントを付与することで、再来店数や利用回数を可視化できる。
  • クーポン利用履歴:来店時にクーポンを提示してもらうことで、来店実績を測定。
  • 友だち追加経路:来店時に友だち登録をして貰うことで、新規顧客の来店数を計測。

来店計測①:ショップカード機能

引用:https://linestep.jp/2022/06/27/line-analysis-function/

ショップカード分析では以下のことが分かります。

  • 付与ポイントの合計
  • 来店のポイントの合計
  • 発行済特典クーポンと利用率

来店ポイントを確認することで、何人のユーザーが来店したくれたのかを確認可能です。

※こちらはLINE公式アカウントの「分析 > ツール > ショップカード」から確認できます。

来店計測②:クーポン利用履歴

クーポン利用履歴では、発行したクーポンの配布数・使用ユーザー数を確認できます。

クーポンの使用ユーザー数を見れば、「クーポン配布配信」でどれだけの集客ができたのかを計測できます。

※こちらはLINE公式アカウントの「分析 > ツール > クーポン」から確認できます。

来店計測③:友だち追加経路

友だち追加経路では、どこから友だちが追加されたのかを確認できます。

ここで店舗専用の追加経路を設定することで、新規顧客の来店数を計測できます。

ただし追加経路からは、新しくLINEに登録する方しか把握できません。

まとめ

まとめますと、無料機能だけですと正確な来店数を確認することは難しいです。

ショップカードもクーポンも、利用してくれた方しか把握できないため、エンゲージメントの高い顧客しか把握できません。

友だち追加経路も、まだLINEに登録していなかったお客様の数しか把握できません。
そのため、その来店データを利用した施策は難しいと考えます。

そこでおすすめするのが、拡張ツールを活用した自動来店計測です。

②拡張ツールを活用した来店計測方法

LIBOT導入のSクリニック:20250611~20250911までの実データ

LINEでの来店計測をより正確かつ効率的に行いたいなら、AIBOT社が提供する拡張ツール「LIBOT」 の導入がおすすめです。

LIBOTには来店状況を自動で検知・分析する仕組みが標準搭載されており、

  • 総来店数
  • 来店者数
  • 自動来店検知
  • お客様の来店履歴

どのユーザーがいつ来店したのかを把握することができますし、特定の期間に来店したユーザー数も計測することができるんです!

さらにさらに、

  • 紹介キャンペーンの効果測定
  • 来店したお客様へのポイント付与
  • 顧客データの自動取得

こんなことまでできるんです!

LIBOTを無料体験したい方はこちらからお願いします。

来店計測データを店舗集客にどう活かす?

LINE 来店計測 集客

LINEを活用した来店計測によって得られるデータは、ただ集めるだけでは意味がありません。
集めたデータをどのように活用するかが、店舗集客を成功に導く鍵となります。

先程紹介した「拡張ツールLIBOT」では計測できることが非常に多いので、活かし方がたくさんあります!

ここでは、来店データを活かした具体的な集客施策をご紹介します。

1. 来店傾向の把握

LIBOTでは、総来店数や来店者数を簡単に把握することができます。
これにより、店舗がどれだけ集客できているか、集客の増減をデータで確認できるため、

どの月や週に最も来店数が多かったのか、逆に来店者数が少なかったタイミングを把握できます。

このデータを基に、次回の集客施策やキャンペーンを調整することが可能です!

例えば

  • 毎週水曜日の夕方は来店数が少ないのでシフトを減らす
  • 月曜日の13時から17時までの来店数が少ないので、限定クーポンを配布する

2. 集客施策の効果測定

LINE 配信 効果測定

宣伝活動やマーケティングキャンペーンがどれだけ効果的だったかを知るために、来店数を計測したい場合がありますよね。

これは非常に気になりますよね!

メッセージ配信の効果測定

LINE公式アカウントでメッセージ配信を行うと、「開封率」や「リンクのクリック数」などは簡単に確認できますよね。

でも、ここで課題になるのが 「実際に店舗に来てくれたかどうか」 です。
開封率が高くても、来店に結びつかなければ、宣伝効果は不十分と言わざるを得ません。

例えば、「今週限定の割引クーポン」をLINEで送ったとしても、開封率が80%あったとしても、実際に来店したのは10%だけ…なんてことも珍しくありません。
つまり、メッセージ配信だけでは「どれだけ集客につながったか」を正確に把握することはできないのです。

でもビーコンを利用することで、実際に来店したかまでデータとして追跡可能になります。これにより、メッセージ配信の真の効果を把握し、次回の施策に活かすことができるのです。

友達紹介キャンペーンの効果測定

LINEの友達紹介キャンペーンは、既存のお客様が友人・知人を紹介することで、新規顧客を獲得できる強力な施策です。

しかし、ここで重要なのは 「紹介された友達が本当に来店したか」 というポイントです。

例えば、美容サロンで「3人紹介したら施術1回無料」といったキャンペーンを実施したとします。友達がLINE上で追加されたかどうかは分かっても、実際に来店して施術を受けたかまでは確認できません。

ここでもLIBOTの来店計測機能が活躍します。
友達紹介による新規顧客が来店したタイミングを正確に記録できるため、紹介キャンペーンの真の成果を数値化することが可能です。

紹介機能も来店計測もどちらも兼ね備える「LIBOT」だからこそできる施策ですね。

3. 来店者へのポイント付与でリピート促進

LIBOTでは、来店したお客様へのポイント付与機能を活用し、来店時にポイントを付与することで、再来店を促すことができます。

加えて、自分の紹介したお客様が来店すると、自分にもポイントが貰えます!

友達紹介キャンペーンと組み合わせることで、紹介した人も来店特典を得られるため、紹介のモチベーションがぐっと高まります。

ポイントの使い道

貯めたポイントは、次回の割引や限定サービス、商品と交換可能です。顧客は「ポイントを貯める楽しみ」を感じながら、自然と再来店する仕組みが作れます。

ポイント特典の実例

  • 30%OFFクーポン
  • トリートメント1回無料
  • 面談1回無料

4. 顧客データの自動取得とマーケティング活用

LIBOTの管理画面

LIBOTは、顧客データの自動取得機能を提供しており、来店者のデータ(年齢、性別、来店回数など)を自動的に収集し、分析できます。

上の画像のように、自動的に「18-24歳」「女性」「横浜市都筑区」といった細かいデータを取得できます。

来店するだけで、ビーコンがその人の情報を自動で取得してくれるんです。
非常に最先端な機能です。

この自動取得データを活用することで、LINEを使ったマーケティング施策がより効率的かつ精度の高いものになります!

20代女性には「新作スキンケアメニュー」の案内
40代男性には「ヘッドスパ特典」の案内
など顧客ごとに最適な情報を届けられ、セグメント配信の効率化が可能です。

さらに友達情報を見ることで、店員さんは会話のきっかけづくりも可能になりますよね。

まとめ|LINE来店計測で集客を仕組み化しよう

この記事では、LINE公式アカウントを活用した来店計測の方法と、LIBOTを使った具体的な店舗集客施策をご紹介しました。ポイントを整理すると以下の通りです。

無料ツールでも計測は可能だが限界あり

LINE Official Account Managerでは、ショップカードやクーポン、友だち追加経路を使って来店の一部を把握できます。しかし、開封率や友だち追加だけでは、正確な来店数やリピーター情報は把握できません。

LIBOTを使った自動来店計測で精度アップ

外部ツールを使うことで総来店数・来店者数・来店履歴・自動来店検知など、来店データを正確に取得できます。
ビーコン機能や友達紹介キャンペーンと組み合わせることで、誰がいつ来店したかまで把握可能です。

来店データの活用で集客施策を最適化

  • 来店傾向の分析 → 混雑時間や閑散時間に合わせたクーポン配信やシフト調整
  • メッセージ配信や友達紹介キャンペーンの効果測定 → 実際に来店した顧客を数値化
  • 来店者へのポイント付与 → リピーターの育成や紹介モチベーションの向上
  • 顧客データの自動取得 → 年齢・性別・地・来店回数に基づくセグメント配信で最適化されたマーケティングを実現

今後は、来店データを活用したPDCAを回すことで、単なるLINE配信やキャンペーンでは得られなかった成果を最大化できます。
まずは今日から、来店計測とデータ活用を意識したLINE運用を始めてみましょう。

よくある質問

LINE公式アカウントだけでも来店数は計測できますか?

無料機能でもショップカードやクーポン、友だち追加経路で一部計測は可能ですが、正確な来店数やリピーター情報までは把握できません。自動来店計測を活用するのがおすすめです。

LIBOTのビーコン機能は何ができるのですか?

ビーコンを店舗に設置すると、来店した顧客を自動で検知・記録できます。来店日時や回数を把握でき、友達紹介キャンペーンやポイント付与と組み合わせて活用可能です。

来店データを使って具体的に何ができるのですか?

来店傾向の分析、リピーター育成、友達紹介キャンペーンの効果測定、ポイント付与、顧客属性に基づくセグメント配信など、集客施策をデータドリブンで最適化できます。

ポイント付与の仕組みはどうなっていますか?

来店時や友達紹介時に自動でポイントが付与されます。貯まったポイントは次回の割引やサービス、商品と交換でき、顧客の再来店を促進します。

顧客データをLINEでマーケティングに活かすにはどうすればいいですか?

LIBOTの自動取得データ(年齢・性別・地域・来店回数など)を活用して、ターゲットを絞ったメッセージや特典配信が可能です。顧客ごとに最適化した施策を送ることで、集客効果を最大化できます。

費用や設定が不安なのですが、大丈夫でしょうか?

LIBOTはサポート体制も充実しており、初期設定から運用支援まで一括サポート可能です。
費用に関しましては資料請求をしていただければ確認可能です。お手数ですがよろしくお願いします。

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